「メルマガを配信するとメルマガを解除する人が出る」
「メルマガの購読解除する人が多くて、読者総数が伸びない」
このように、購読解除されることを気にする人がままいます。
正直言って、一切気にする必要はありません。
とんでもなく失礼なメルマガを送っていたり、読者を不快にさせるようなメルマガを送っていたりするなら直さなくてはいけませんが、そこまで非常識なメルマガは送ってはいませんよね。それならば、問題ありません。その理由を3つお伝えします。
メルマガの購読解除を気にする必要はない3つの理由
メルマガの購読解除を気にしなくていいと提言する理由は3つあります。
- 発行年数に応じて解除数は多くなるから
- 尖ったメルマガは、好き嫌いが分かれるから
- 迷惑メール扱いされるより解除されたほうがいいから
では、一つずつご説明します。
1.発行年数に応じて解除数は多くなるから
購読者の数が増えれば、必然的に解除する人の数も増えていきます。特に古い読者ほど解除していきます。飽きられるからです。
でも、気にする必要はありません。
どんなに好かれていたメルマガでも、いつかは飽きられる日が来ます。これは仕方ありません。
発行年数が長ければ過去の読者が解除しはじめるため、読者の総数が伸びなくなります。でも、気にする必要はありません。総数はメルマガの成否を決める要素ではないからです。
総数より新規登録数を気にする
本当に気にしなくてはいけないのは、読者の総数ではなく、新規登録者の数です。昨年と比べて、どれぐらい増えたのか。ここのほうが大切です。
なぜなら、売り上げの多くは新規加入者からもたらされるからです。
正直、メルマガを発行し続けて1年間、何も買わなかった読者は、その後も買うことはほとんどないでしょう。そのため、何も購入していないメルマガ読者が購読解除したからといって、ビジネス的には何もデメリットはありません。
2.尖ったメルマガは、好き嫌いが分かれるから
癖の強い人に対して好き嫌いが分かれるように、尖ったメルマガも好き嫌いが分かれます。
尖ったメルマガは、解除率が高まる分、商品購入率も高まる傾向があります。
解除率が高くても、購入率が高ければ問題ありません。そもそもメルマガの最終目的は、商品を購入してもらうことです。その数値が高ければ解除率がどんなに高かろうが、問題はないはずです。
ほかに喩えてみましょう。
FAXDMを送るとします。クレームも多いが注文も多いFAXDMとクレームも注文も来ないFAXDMどちらがいいですか? ビジネスなら後者です。これと同じです。
解除率が高くても、購入率が高ければ、それは成功なのです。もちろん理想は、クレームが来なくて注文だけがくるFAXDM、解除率が低くて購入率の高いメルマガですけどね。
大事なのは、解除といった負の部分ではなく、購入率といった正の部分にフォーカスすることなのです。
3.迷惑メール扱いされるより解除されたほうがいいから
メルマガは、スパムや迷惑メール指定されるとサーバーの評価が落ち、ほかのメルマガ読者にメルマガが届きにくくなります。
解除方法をわかりにくくして、解除率を下げようとする配信者がいますが、悪手です。楽しみに待っている読者にメルマガが届きにくくなるだけです。
メルマガ解除の手続きは、できるだけ簡単にしてください。興味のない人にはさっさと解除してもらいましょう。「解除が増えた」ではなく「リスクを減らせた」と思うぐらいで丁度いいのです。
まとめ
メルマガは解除数(率)よりも、「新規購読数」と「商品購入率」を意識する。この2つの数字を改善するほうがビジネス的には吉となります。